ファクタリングとは図解でわかりやすく説明：売掛金現金化

ファクタリングとは、図解でわかりやすく説明します。

ファクタリングとは、確定した売掛金を、ファクタリング会社が買い取り、最短即日で現金化する事です。

買取可能な売掛金とは？

売掛金の相手（売掛先）が法人なら、ほとんどの売掛債権が買取可能です。

一般的な売掛金の他に、運送料債権・工事請負債権など、支払いサイトが長期の売掛債権も可能です。

クリニックの方の診療報酬債権や、調剤報酬債権・介護報酬債権なども買取可能です。

上記以外の売掛債権も、お見積もりの際にお尋ねの上、お申し込み下さい。

2社間ファクタリングとは

2社間ファクタリングの契約形態について、図解でわかりやすく説明します。

ファクタリングの契約形態は、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類があります。

2社間ファクタリングとは、お客様とファクタリング会社の2社間のファクタリング契約で、売掛先に知られる事なく売掛債権譲渡を行い、現金化する事が出来ます。

その分、3社間ファクタリングよりも、手数料が高めになります。

ファクタリングの一般的な手数料相場
3社間ファクタリング→3％～6％前後
2社間ファクタリング→5％～20％前後

※ﾄｯﾌﾟ･ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄのﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞより

①お客様とファクタリング会社の２社間で、売掛金売買契約を締結
②ファクタリング会社からお客様へ売掛金買取代金を入金
③売掛金の入金日が到来して、売掛先よりお客様へ入金
④お客様からファクタリング会社へ、売掛金売却代金を戻し

例：売掛金100万円・掛目80％・手数料7％の場合
この場合、お客様へ入金される金額は、留保金（20万円）と手数料（56,000円）を差し引き744,000円が指定口座に振り込まれます。
その後、本来の入金日が到来して、売掛先の入金がありましたら、買取額の80万円を、ファクタリング会社に戻します。
※諸費用の計算は省いて、わかりやすく説明しました。

3社間ファクタリングとは

3社間ファクタリングの契約形態について、図解でわかりやすく説明します。

3社間ファクタリングとは、先に売掛先の承諾を得た上で、債権譲渡通知を行い、ファクタリング契約を締結する事です。

※ﾄｯﾌﾟ･ﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄのﾎｰﾑﾍﾟｰｼﾞより

①お客様とファクタリング会社の打合せ後、売掛先の承諾を得て債権譲渡通知
②お客様とファクタリング会社で、ファクタリング契約を締結
③ファクタリング会社が買い取った金額をお客様へ入金
④売掛金の入金日が到来して、売掛先からファクタリング会社へ売掛金が入金
⑤ファクタリング会社からお客様へ、収保金から手数料を差し引いた金額を、お客様へ入金

あらゆる状況下で資金調達

ファクタリングは融資ではなく、売掛債権の買取なので、お客様の経営状況とは関係なく、売掛先の審査（与信）により、資金調達が可能です。

以下のような状況でも、ファクタリングなら資金化が可能です。

🔴赤字決算
🔴税金滞納
🔴債務超過
🔴銀行リスケ
🔴銀行融資・ビジネスローン否決
🔴保証人・担保無し
🔴事業を始めて1年未満

このような状況でも、正常な売掛債権さえあれば、資金化が可能です。

債権回収不能のリスクはファクタリング会社が負う

日本のファクタリング契約は、ノンリコース「償還請求権なし」が中心です。

ノンリコース「償還請求権なし」とは、売掛債権を売却（買取）した後に、売掛先が倒産した場合でも、お客様には支払いの責任が無い契約です。

債権回収不能のリスクを負うファクタリング会社は、売掛先の審査（与信）を行い、リスクを見込んだ手数料と掛目を設定する訳です。

このように、ファクタリングは利用者（お客様）に有利な契約で、素早い資金調達が可能です。

ファクタリングの流れ

１．メールフォーム送信
ファクタリング各社の公式サイトにあるメールフォームに、確定している売掛金の合計と、お客様情報を記入して送信願います。

２．仮審査
折り返し担当者より連絡があり、買取可否、大体の買取額・手数料、必要書類と売掛先の審査（与信）について説明があります。

３．必要書類の提出
担当者より指定された書類を揃えて提出します。
提出方法は、直接持参したり、遠方の場合は、郵送・ＦＡＸ・メールで良い場合もあります。

４．本審査（与信）
売掛先の審査（与信）を実施して、買取額・手数料が確定します。

５．契約締結・資金化
買取条件を確認して契約締結しますと、即日で指定口座に入金されます。

個人事業主にもご利用可能

ファクタリング会社によって、法人限定と個人事業主ＯＫの会社がありますので、以下の表にまとめました。
※売掛金の相手（売掛先）は法人である必要があります。

以下このページでは、ファクタリングについて「わかりやすく」説明して参ります。

1. 必要書類
2. 審査・資金調達の流れ
3. ファクタリングとは
4. 手数料・掛目の決め方
5. 各社別買取条件・比較

１．必要書類

必要書類を素早く送付しますと、それだけ資金化も早くなります。

必要を思われる書類を全て記載しておきますので、すぐに提出できるように準備しておきましょう。

尚、ファクタリング会社によっては、揃わなくても問題の無い書類もありますので、最終的に送付する書類は、スタッフにお尋ね下さい。

①営業実態を証明できる書類

商業登記簿謄本
お近くの法務局で発行する法人の「登記事項証明書」です。
個人事業主は収受印のある「確定申告書」や「営業開始届出書」などで証明できますので、スタッフにお尋ね下さい。

印鑑証明
契約書に押印する時に必要になります。

②お客様の業績が確認できる書類

決算書・試算表
基本は、直近3年分の税務申告済みの書類です。
試算表は決算から6ヶ月以上経っている場合など、必要な場合があります。
個人事業主は「確定申告書」になります。
設立間もない場合などで、書類が揃わない場合には、法人は「登記事項証明書」、個人事業主は「営業開始届出書」で代用する場合もありますので、スタッフへご相談下さい。

③過去・直近の売掛先との取引書類

過去・直近の発注書・納品書・請求書
売掛先と継続的に取引がある事を示す書類です。

通帳
過去・直近の売掛先からの入金を確認します。

売掛先との基本契約書
基本契約を締結されている場合はご用意下さい。
基本契約がされていない場合は、その旨をスタッフにお伝えするだけで結構です。

④成因資料

発注書・納品書・請求書
今回の売掛債権の対象となる売掛債権額・売掛入金日がわかる発注書・納品書・請求書です。
書類の中で一番大切な書類なので、事前に取り揃えしましょう。

⑤資金の振込先の指定

お客様の通帳
売掛債権の買取が決まり、契約を締結しましたら、即日振込が行われますので、その振込先の通帳です。

※必要書類は、ファクタリング会社各社、法人・個人により異なりますので、ファクタリング会社にご確認下さい。

２．審査・資金調達の流れ

①お申込みフォーム送信

各社の公式サイトでは、メールフォームで仮審査の申し込みができるようになってますので、以下の項目をご記入の上送信下さい。

🔴確定している売掛金の合計金額
🔴資金調達したい希望金額
更にご質問等の自由記入欄があれば
🔴売掛金の支払日・売掛先の業種などの情報
等、より詳しくお書き頂く事で、現実的な買取額・手数料の査定が可能です。

電話で申し込むよりも、メールフォームで詳しい情報を盛り込んで申し込みした方が、ファクタリング会社のスタッフも回答の準備ができて、有利な条件になります。

又、電話で申し込むと、急いでいると思われて、足元を見られる事になり、売掛債権の情報も不足していれば、買取可否の判断にも影響しますので、必ずメールフォームで申し込むようにしましょう。

メールフォームを送信後、スタッフより折り返し連絡があり、買取可否と書類提出、審査について説明があります。

その際、大体の手数料と買取金額が聞けると思います。
※正式な手数料と買取金額は、書類を提出して本審査後に提示されます。

②書類提出・面談・審査

必要書類提出
スタッフが指定した書類を、もれなく提出しましょう。
用意できない書類は、その旨をスタッフに伝え、代わりに何を揃えれば良いのかまで、聞き出して下さい。
そうしませんと、再提出になり、それだけ資金調達が遅れてしまいます。

面談
面談を基本とするファクタリング会社と、書類提出だけで本審査に入るファクタリング会社もあります。

お急ぎの場合は、スタッフに最短で資金調達できる方法をお尋ねしてから行動しましょう。

例えば、必要書類を持参して伺った方が最短の場合と、必要書類をＰＤＦ化して送ればもっと早い場合もあります。

本審査
必要書類が提出されると、本審査に入ります。

ファクタリングの審査とは、売掛先を審査（与信）して、売掛債権を買取後に、債権回収不能（倒産など）のリスクがどの程度あるのかを調査します。

この調査で、最終的な手数料と買取金額が決まります。

尚、買取後の債権回収不能等のリスクは、ファクタリング会社が負います。
※その為の手数料と掛目が設定される訳です。

③買取条件提示・契約締結

正式な手数料や掛目などの買取条件が記載された契約書が提示されますので、内容を確認して契約締結次第、ご指定口座に振込が実行されます。

この契約締結についても、お客様に来店を頂くファクタリング会社と、来店不要のファクタリング会社に分かれます。

はじめてファクタリングを利用する際、思っていたよりも買取条件が悪いと感じたとしても、先ずは契約を締結して、取引実績を作る事が重要です。

次回ご利用の際、前回の実績がある事で、手数料や掛目の条件面は有利になります。

④指定口座へ振込・債権回収

契約を締結しますと、即日で資金の振り込みが実施されます。

その後、売掛債権が回収されてからの流れは、3社間契約と2社間契約とで、以下の違いがあります。

3社間ファクタリングの場合
ファクタリング会社が、売掛先からの売掛債権を回収しますと同時に、残金（掛目の残りの保留金）から手数料を差し引いた金額が、お客様の指定口座に振込されます。

2社間ファクタリングの場合
売掛先からの売掛債権の回収は、お客様が実施しますので、回収しますと同時に、売掛金売却代金をファクタリング会社に戻す（振込）事で、完了します。

以上、ファクタリング全体の流れを説明しました。

⑤ファクタリング会社の選び方

拠点の多い会社を選ぶ

法人と個人事業主ＯＫのファクタリング会社でおすすめは【広告】 ビートレーディング です。

法人と個人事業主からのお申し込みできて、東京・大阪・福岡の３ヶ所に支店がありますので、来店時や出張査定を依頼した場合の交通費が最小限に抑えられます。

ほとんどのファクタリング会社が東京に集中する中で、拠点が３ヶ所もある点は大きなメリットです。

更に、郵送契約もＯＫで、来店や出張よりも時間はかかりますが、交通費ゼロで来店不要の契約も可能です。

キャッシュバック有の会社

九州の法人の方で、面談方式で、とにかく最短の資金調達がご希望の際は、福岡を拠点にしている【広告】 トラストゲートウェイ がおすすめです。

担当者も九州出身者が多く、医療法人・建設業・運送業・製造業・流通業・サービス業・飲食業など、全ての業種に対応して、九州エリアではトップクラスの買取率との事です。

更に、新規ご契約は3万円キャッシュバック実施中です。

迷ったらマッチングサイトを利用しましょう！

最後に、どこのファクタリング会社にしたら良いのか迷ってしまった場合は、マッチング方式の資金調達プロをご利用下さい。

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資金調達プロ

法人・個人事業主ＯＫで、公式サイトの無料診断を送信すると、条件に合わせた最適の提案があります。

３．ファクタリングとは

ファクタリングとは、お客様がお持ちの売掛金（売掛債権）を、ファクタリング会社が与信判断を行い買取、入金日よりも前に資金化する事です。

その契約形態によって、
（１）２社間ファクタリング
（２）３社間ファクタリング
の２種類があります。

（１）２社間ファクタリング

お客様とファクタリング会社の２社間契約なので、売掛先に知られる事なく、即日で資金調達が可能です。

2社間契約の流れ
①お客様とファクタリング会社の２社間で、売掛金売買契約を締結
②売掛金額からファクタリング会社が買い取った金額をお客様へ入金
③売掛金の入金日が到来して、売掛先よりお客様へ入金
④お客様からファクタリング会社へ、売掛金売却代金を戻し

（２）３社間ファクタリング

お客様とファクタリング会社の契約と、売掛先には承諾を得て債権譲渡通知を行い、同じく即日で資金調達を行います。

3社間契約の流れ
①お客様とファクタリング会社の打ち合わせ後、売掛先の承諾を得て債権譲渡通知
②お客様とファクタリング会社で、ファクタリング契約を締結
③売掛金額からファクタリング会社が買い取った金額をお客様へ入金
④売掛先からファクタリング会社へ、債権譲渡した売掛金が入金
⑤入金した売掛金から、ファクタリング会社がお客様へお渡しした金額と手数料を差し引いた金額を、お客様へ即日入金

売掛先の承諾を得られない場合は、スタッフにご相談願います。
契約だけ締結して、通知を留保する方法もあります。

ファクタリング会社にとって、売掛債権は第三者対抗要件となる為、原則、債権譲渡登記が必要になります。

（３）試算

続いて、例として、100万円の売掛金をファクタリングした場合の試算をしてみましたので、ご参考下さい。

２社間ファクタリング実行例
売掛債権が500万円、掛目90％、手数料15％の例
保留金（50万円）と手数料（75万円）を差し引いた375万円が、お客様の口座へ振り込まれます。
その後、売掛先からお客様へ通常の支払い（500万円）がありましたら、債権買取金額（450万円）を、ファクタリング会社に戻します。
最終的には、手数料を差し引いた425万円が、お客様の手元に残ります。

３社間ファクタリング実行例
売掛債権が500万円、掛目90％、手数料5％の例
保留金（50万円）を差し引いた450万円が、お客様の口座へ振り込まれます。
その後、売掛先からファクタリング会社へ債権の支払い（500万円）がありましたら、保留金（50万円）から手数料（25万円）を差し引いた25万円が、お客様の口座に振り込まれます。
最終的には、475万円が、お客様の手元に残ります。

※諸費用の計算は省いて「わかりやすく」説明しました。
※手数料・掛目は売掛先の与信状況で変動します。

（４）どんな状況でも資金調達が可能

ファクタリングは融資ではなく、売掛債権の買取なので、お客様の経営状況とは関係なく、売掛先の審査（与信）により、資金調達が可能です。

以下のような状況でも、ファクタリングなら資金化が可能です。

🔴赤字決算
🔴税金滞納
🔴債務超過
🔴銀行リスケ
🔴銀行融資・ビジネスローン否決
🔴保証人・担保無し
🔴事業を始めて1年未満

このような状況でも、正常な売掛債権さえあれば、買取可能、それがファクタリングです。

４．手数料・掛目の決め方

（１）手数料の決め方

ファクタリングの手数料（率）を決める要素は、契約形態（2間契約：3社間契約）と売掛先の与信状況で決まります。

正式な手数料（率）は、売掛先の審査（与信）を行いませんと出ませんが、一般的には、3社間契約で3％～6％前後、2社間契約は5％～20％前後まで幅があります。
※売掛先の与信状況によっては、更に高い場合も考えられます。

最終的には、売掛先の与信により、安全と判断されると手数料は低く設定され、高リスクと判断されると、手数料も高めの設定になります。

日本のファクタリングは、ノンリコース（償還請求権なし）が主流で、買取後の売掛先倒産のリスクは、ファクタリング会社が負いますので、この手数料はリスクを含んだ金額になります。

償還請求権なし（ノンリコース）
売掛債権を売却（買取）した後に、売掛先が倒産した場合でも、お客様には支払いの責任が無い契約です。
逆に、ファクタリング会社がリスクを負うので、売掛先の倒産リスクを含んだ債権買取を行い、手数料はそれを含んだ金額になってます。
※当サイトで紹介するファクタリング会社は、全て償還請求権なし（ノンリコース）の契約です。

償還請求権あり（リコース）
売掛債権を売却した後に、売掛先が倒産した場合でも、ファクタリング会社はリスクを負わない契約です。

売掛先の調査結果による変動
上記の通り、売掛先倒産時のリスクは、ファクタリング会社が負いますので、買掛先調査による倒産リスクに応じて、手数料も変動します。

（２）掛目の決め方

ファクタリングにおける掛目（かけめ）とは、売掛債権に対する評価で、通常は７０％～９０％が設定され、売掛先の信用度合いによっては、更に低めに設定する場合があります。

掛目外の部分の金額を留保金（りゅうほきん）といって、債権回収時に手数料を差し引いて、お客様へお振込みとなります。

以上、ご参考の上、お申し込み下さい。

５．各社別買取条件・比較

おすすめのファクタリング会社を、法人専用と個人事業主ＯＫに分けて一覧にしました。

5-1.法人専用

申し込み対象が、法人限定のファクタリング会社、１社を紹介します。

5-2.個人事業主OK

申し込み対象が、法人と個人事業主もOKのファクタリング会社を紹介します。

以上、おすすめのファクタリング会社を紹介しました。

お急ぎの場合

お急ぎの場合も、先ずはメールフォームでお客様情報・売掛債権の情報を送信して、折り返しスタッフからの連絡があった際に、最短で資金化できる方法についてお尋ね下さい。

何故かと申しますと、先にメールフォームで情報を頂きませんと、買取が可能かどうかの判断が出来ないからです。

更に、最短の資金化方法は、ファクタリング会社によって異なり、お客様の状況によっても異なって参ります。

必要書類を持って直接ご来店が一番早い場合と、ご来店よりも、必要書類をＰＤＦ化してメール送信した方が早い場合もあります。

都度、専門のスタッフに聞きながら行動をしましょう。

以上、ファクタリングについて図解でわかりやすく説明しました。

良い資金用達になりますようにお祈りします。

公開日：2017年8月30日

最終更新日：2023年9月24日

制作：落合 正

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